中国・北京各駅点描

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'00-9-30 北京東駅
東風(DF)10F型 0002号機

'00-7-29 北京南駅
北京(BJ)型 3227号機

'00-7-16 北京西駅
韶山(SS)8型 0069号機

'00-9-8 北京北駅
東風(DF)4型 0540号機

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'00-9-30 北京東駅
東風(DF)11型 0063号機

'00-7-29 北京南駅
東風(DF)4B型 2298号機

'00-10-31 北京西駅
東方紅(DFH)5型 0373号機

'00-9-8 北京北駅
東方紅(DFH)5型 0089号機




'00-7-18 北京
東風(DF)4D型 3012号機



(注:北京南駅は、'08年8月の北京〜天津間高速旅客専用
線の開業に伴い、天津・青島・上海方面への200km/h電車
や300km/h電車が発着する一大ターミナルに変貌しました。
北京北駅も、'08年8月からの八達嶺行きディーゼル動車組
の増発に伴い、北の玄関口として変身、整備されました。)



 中国の首都北京は、玄関口である北京駅以外にも数々のターミナルや
 貨物駅を有している。ここでは、東西南北の名を冠した北京市内の各駅
 を紹介する。

 北京東駅は東北方面(沈陽、長春、ハルビン方面)へ向かう路線の一つ
 東側の駅であり、一日に数本のみ停車するローカル駅である。午前中は
 旧満州からの長距離列車(電気式DLが荷物車、寝台車、電源車等20両
 近く牽引する)が、次々に終着駅北京を目指し通過して行った。

 北京南駅は南東(天津、上海方面)へ向かう京濾線の次駅である。北京
 駅発の快速や特直快は駅の南側のバイパス線を通過し、この駅は各停
 の始発駅や、一部の北京市が終着で無い特殊経路の列車の発着駅と
 なっている。1時間に1〜2本の列車が発着する程度で、南側の草が茂った
 留置線に一般客車と入替用DLが数両停まっている、都会の中のローカル
 駅だった。

 北京西駅は、近年に新規開業した北京第2のターミナルで、主に京広線
 (北京〜広州)、京九線(北京〜香港・九龍)等の南方面往きの列車が
 発着している。昼間は約10分間隔程度でEL牽引の列車が出発しており、
 その合間に入出庫編成を牽引する入替用DLが行き来していた。

 北京北駅は北京市の北西、地下鉄西直門駅の近くに位置し、北方方面
 のローカル線の始発駅である。朝夕に1〜2本のローカル列車が発着して
 いる程度で、通勤時の列車が到着して大勢の旅客が降りた後は誰もホーム
 には居らず、北京南駅以上に淋しい駅であった。