中国・南京地下鉄1号線
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南京は、市街地の西側を長江が流れ、明時代は首都にもなった 華南地区の中心となる経済都市であり、江蘇省の省都である。 我が国とも関連が深く、南京虫、南京豆、南京玉すだれ等を思い 浮かべるが、どれも特に南京の名物ではない。 上記に紹介した頃は未だ1号線の第一期区間が完成したばかり で、地上区間は路線両端の1駅間ずつで殆どが地下区間であった。 車両は地元の「南京浦鎮車両工場」製で、中国都市交通車両と してはA型標準に属するDC1500V、架線集電式、1435mm軌間、 22m車両で、その当時に技術提携関係にあったフランスAlstom社 からの完成車輸入並びにノックダウン車両である。 客車専門工場であり電車の製造能力も乏しい南京浦鎮工場が、 Alstomからの技術移転でこの様な立派な車両製造能力を備え、 今や10路線以上の大路線網が構築されるとは隔世の感がある。 |
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