中国・天津の鉄道
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鉄道部 京哈線 CRH2型200km/hEMU '08-7-29 天津〜天津北 北京・天津高速旅客専用線 CRH3型300km/hEMU '08-7-29 天津付近 |
中国・天津市は北京の外港として発達し、華北地方 の経済・貿易の中心地である。頻繁に訪問した'08年 の画像を中心に、最近の話題を紹介する。 天津地下鉄1号線は'84年開業の古い路線であるが、 '01〜'06にかけて全線運行中止し、車両も含めてリ ニューアルされた。750V第三軌条方式で、VVVF方 式18m車の4連または6連で運行されている。 市内の外れである中山門からは天津濱海快速交通 という郊外電車が運行され、DC1500V架線式の扉間 固定クロス19m車4両編成が、全線ほぼ高架線上を 最高速度100km/hで快調に飛ばしている。 この路線は、東側の港町塘沽並びに開発都市辺り まで40〜50分で結んでおり、将来は鉄道部の天津駅 まで延長し地下鉄9号線と名付けられる計画である。 濱海快速の泰達駅では"トランスロール"と呼ばれる フランス製の路面電車システムに連絡しており、ゴム タイヤ式の3車体連接車が、単軌条上で静寂な走行 振りを発揮している。泰達駅発車直後の高架橋下は 架線が張られておらず、パンタを降ろしバッテリーで 駆動するハイブリッド方式が採用されている。 北京〜天津間では'08/8から高速旅客専用線が開業 し、運行形態も大きく変貌した。新装なった天津駅は ホームが10面程度ある巨大な駅で、シーメンス/唐山 製のCRH3が最高速度330km/h(営業開始当初は350 km/h)を誇り、僅か30分で北京とを結んでいる。 |