台湾・台北地下鉄
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台湾の首都台北は、急激な巨大化のために交通渋滞が深刻化 し、近年、台北市新交通システム(MRT)による6路線約70kmに 及ぶ高速鉄道網の整備が進んでいる。 殆どの路線が、20m級アルミ車体の6両編成が数分ヘッドで運行 する第三軌条方式の鉄車輪電車であり、市内北西部を南北に 延びる淡水線には地上区間があった。派手な全面広告車体の 編成も何本か投入されていた。 市街地の中央を南北に走る木柵線は、フランスのVAL方式を採 用したゴムタイヤ車両で、13m級の小型車4連が完全無人運転 で、道路上の直角に曲がる急カーブをスムーズに走行している。 次駅の到着や乗換案内が4ヶ国語(北京語、台湾語、もう一つ の台湾の方言、及び英語)で放送されるのが珍しい。 |