中国鉄道部・6K型電気機関車

画像をクリックして拡大写真をご覧下さい。

html/cnrel41.htm

html/cnrel42.htm

html/cnrel43.htm

html/cnrel44.htm

'87-11 洛陽付近
002号機

'87-11 洛陽機関区
017号機 他

'10-3-26 西安付近
025号機

'10-3-28 西安付近
046号機

html/cnrel45.htm

html/cnrel46.htm

html/cnrel47.htm

html/cnrel48.htm

'88-3 北京鉄道科学研究院
001号機

'88-3 洛陽付近
003号機

'88-3 洛陽付近
019号機

'88-3 洛陽付近
019号機



'87-11 洛陽付近 007号機


'87-11 北京鉄道科学研究院 001号機


6K型電気機関車は、円借款を利用して三菱電機と川崎重工が中国鉄道部に納入した4800kWの交流6軸電気機関車であり、'87〜'88年に掛けて短期間の間に予備品名目も含め全85両が製作された。

当時としては最新の制御技術を導入し、主変圧器2次回路に設けられたコンデンサバンクの投入/開放による力率補償制御、分巻電動機採用による幅広い界磁制御と高粘着制御に加え、低速域までの電力注入停止ブレーキ制御を実現した。
電子制御部には最新鋭だった16bitマルチCPUシステムを採用し、高精度な計20ステップの定速運転制御と重連総括制御を可能にし、モニタリング機能も充実させた。

洛陽機務段に全機配属され、鄭州〜宝鶏間で貨物輸送に活躍したが、上記に紹介した通り、西安付近で客車を牽引している姿も確認された。
納入当初に運転台に添乗して、洛陽〜三門峡西間を何度も往復した頃が懐かしい。その後の中国国産の機関車設計にも大きな影響を与えたが、老朽化のため'14年には運行終了したと聞くのが残念である。

(同じく輸入ELの8K型は下記ご覧下さい)
 "中国鉄道部・8K型電気機関車"