中国鉄道部・SS9型電気機関車
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韶山9型(SS9型)電気機関車は、幹線での特快列車の牽引専用 に開発された。同目的の韶山8型(SS8型)は同一モータを使用した 3600kW4軸機であったが、勾配区間等での運用にはやや難があった ため、SS9型は6軸4800kWに出力増強して誕生した。 '99年開発の試作車はやや角型のメタリックブルーの塗装色で誕生 したが、'03年以降の量産車(SS9G型)は丸みを帯びたヨーロピアン スタイルに、真紅と純白の強烈なカラーリングで颯爽と登場した。 途中駅無停車の160km/h夜行列車"Z列車"(直達特快)に投入 され、当時としてはそのスマートなデザインが話題を呼んだのが思い 起こされる。 その後の開発はインバータロコXHD型に移行したが、サイリスタ位相 制御による最後の直流モータ駆動機関車として今でも健在である。 |