中国・上海地下鉄(1)-2002年
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![]() '02-2-3 上海南路 1号線 AC01型 124編成 (3号線開業以降の様子は下記をご覧下さい) 中国・上海地下鉄(2)−3〜6、9号線 |
上海は中国を牽引する経済都市であり、近未来的な 高層ビルと庶民的な街町並みが入り交じる独特の景観 と、上海蟹に代表される海鮮料理が味わえる街である。 3路線の地下鉄が相次いで開業した'02年当時の様子 を紹介する。 地下鉄1号線は'95年に開業した、中国では初のDC 1500Vの本格的な都市交通路線であり、ドイツ連合が 製作したチョッパ制御車両が運用され、南方区間では 地上を走っている。 地下鉄2号線は'99年に本開業し、広州地下鉄1号線 と類似のドイツ製VVVF車両が投入されていた。東方の 区間では新空港への延長線が計画されていたが、ドイツ 方式の常電導磁気浮上式のリニアモータ車両の実用化 路線へと変更されてしまった。 明珠線は'01年に開業した中国初の高架鉄道(中国で は軽軌(LRT)と呼ばれる)であり、3号線とも呼ばれる。 上海駅付近では鉄道部の機関区や客車区を見下ろす 眺望が楽しめる。フランス製車両を投入予定であったが 完成が間に合わなかったため、この当時は1・2号線用の 車両を走行させて暫定開業していた。 |