韓国国鉄・ソウル近郊電車
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![]() '01-7-24 二村 5000系 (ソウル地下鉄1号線は下記をご覧下さい) '韓国・ソウル地下鉄(1)" |
'74年の電化開業時に日本から円借款で導入された1000系も、ソウルへの人口集中と共に電化区間が拡大され、20年以上に亘る車両増備、国産化が図られ、700両を越えるに至った。 1000系は切妻タイプの初期型と、やや正面が傾斜した中期型と後期型の3形態に分類され、制御器更新された一部の編成を除いて殆ど全てが抵抗制御方式を採用している。 国鉄の103系をスカ色にして交直電車化した様な、何となく懐かしい車両であったが、その後は緑を主とした韓国国鉄”Ko-Rail”標準色に塗り替えられてしまった。 ソウル地下鉄1号線と相互直通運転を実施しており、ソウル市内全線は地下鉄各線を含めて共通運賃であり、同一切符で乗り換えが可能である。判り易い案内や駅名表示と相まって、撮影には至極便利である。 更に近年は韓国国鉄(鉄道庁)の鉄道公社化に伴い、赤と紺色のマスクに白い車体色に再変更され、'96年から導入のステンレス車体VVVFインバータ車の5000系に置き換えられつつある。現在では1000系は後期型の一部編成が残っているに過ぎない。 |